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置いていかないで? 「やだー!オレも蛮ちゃんと一緒に行くー!」 「ぎーんじ、すぐ戻ってくるから待っとけ」 「そーよ銀ちゃん一緒にお留守番してましょvv」 「や〜あーー!(ぎゅー!)」 な〜にやってんだよ銀次ィ? 誘ってンのか?(爆) |
絶対!一緒に行くの!!
「絶対、蛮ちゃんと、一緒に行く!」 「おいこら!銀次!ぎ〜んじくん!降りろコラ!」 「やあだあ!!」 「…ったくよお…分かったよ! ちょっくら行ってくらあ!」 「「「いってらっしゃ〜い」」」 くそっ!ウルウル可愛い目で見るんじゃねえ! |
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おでこにちゅう 「銀次、ちょっとここで座って待っとけ」 「やっ一緒に行く…」 「銀次」 ちゅ 「すぐに目の前にスバル回してくるから、な?」 「………蛮ちゃんの馬鹿」 「あぁ?」 |
生まれて初めてです!!
…蛮ちゃん、非常事態です。 「やっだ〜〜〜!!超可愛い!!!」 僕は生まれて初めて 「ホントだ〜〜vvvこんなにちっちゃいのに この子金髪だよー!ボクいくつー?お名前はー?」 年上の女の人にナンパされました(勘違い) 「あ、天野銀次、18歳です!」 「キャーーーー!!やっだかわいい〜〜! 自分を大人だと思ってるよー!」 いえ、ホントに18なんですお姉さん! 「銀次くんみたいに小さい子が新宿で一人なんて 危ないわよー?ご家族の人は一緒じゃないのー?」 いえ、これでもボクは裏新宿のディアボロなんて 呼ばれたこともあってですね…。 「家族って言うか、相方の蛮ちゃんは 今車を取りに行っててですね、お留守番なんです。」 「蛮ちゃん?名前的に男よね? やっだお父さんのことを名前で呼んでるの!?」 「「か〜〜わ〜〜い〜〜い〜〜vvvVVVV」 ば、蛮ちゃん早く戻ってきてください!!! 「おーー悪ィ銀次!!ちょっと時間くっちまった」 遅いよ蛮ちゃん!!!! |
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ウチの子に何か用ですか。 「蛮ちゃあああああん!!!!」 どかーーーーーー!!!!! 「うおっ危ねえな銀次!悪かったな、 遅くなっちまって…」 「「キャーーーー!!!vvvv」」 「あなたが『蛮ちゃん』ですか!?」 「やだすっごく若いし素敵ー! えーその目ってカラコンですかー!?」 「あ?元々だ。で、お嬢さんたちどちら様?」 「銀次くんが一人で座ってたから迷子かと思って 声をかけてたんですよーvv」 「あー…考えてみりゃ新宿にこんなガキが 一人でいるのは確かに不自然か」 「蛮ちゃんガキって酷い!!!!」 「キャー可愛いvv銀次くんのお父さんですかー? それにしては若く見えますけど」 「違いますよ!蛮ちゃんはオレの…」 「あー、まあ、そんなとこ。 オレが16の時の子供(笑)?」 プツン! |
オレは蛮ちゃんの相棒なのに…!!
オレは蛮ちゃんの相棒なのに…! 「蛮ちゃんの 馬鹿ーーーーーーーーーーー!!!!!!」 バリバリバリバリ!! 「ぎゃーー!!!!!」 「「きゃーーーーーー!!!????」」 「蛮ちゃんの馬鹿!!コンビなんて解消してやるー!!!」 「ま…!!待て銀次ッ…!!!」 「「キャーーーーーーーー!!!! 人が焦げてますお巡りさんーーー!!!」」 オレは!オレは冗談でもそんなこと 言って欲しくなかったのに…! 昼間の中央公園に響く悲鳴。 銀次脱走。 |
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