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★☆HAPPY BIRTHDAY!!GINJI!!☆★
****2006.04.19 FROM BACKSTREET@TAEZO****
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[3]

置いていかないで?

「やだー!オレも蛮ちゃんと一緒に行くー!」
「ぎーんじ、すぐ戻ってくるから待っとけ」
「そーよ銀ちゃん一緒にお留守番してましょvv」
「や〜あーー!(ぎゅー!)」

な〜にやってんだよ銀次ィ?
誘ってンのか?(爆)
絶対!一緒に行くの!!

「絶対、蛮ちゃんと、一緒に行く!」
「おいこら!銀次!ぎ〜んじくん!降りろコラ!」
「やあだあ!!」
「…ったくよお…分かったよ!
ちょっくら行ってくらあ!」
「「「いってらっしゃ〜い」」」
くそっ!ウルウル可愛い目で見るんじゃねえ!
おでこにちゅう

「銀次、ちょっとここで座って待っとけ」
「やっ一緒に行く…」

「銀次」

  ちゅ

「すぐに目の前にスバル回してくるから、な?」
「………蛮ちゃんの馬鹿」
「あぁ?」
生まれて初めてです!!

…蛮ちゃん、非常事態です。
「やっだ〜〜〜!!超可愛い!!!」
僕は生まれて初めて
「ホントだ〜〜vvvこんなにちっちゃいのに
この子金髪だよー!ボクいくつー?お名前はー?」
年上の女の人にナンパされました(勘違い)
「あ、天野銀次、18歳です!」
「キャーーーー!!やっだかわいい〜〜!
自分を大人だと思ってるよー!」
いえ、ホントに18なんですお姉さん!
「銀次くんみたいに小さい子が新宿で一人なんて
危ないわよー?ご家族の人は一緒じゃないのー?」
いえ、これでもボクは裏新宿のディアボロなんて
呼ばれたこともあってですね…。
「家族って言うか、相方の蛮ちゃんは
今車を取りに行っててですね、お留守番なんです。」
「蛮ちゃん?名前的に男よね?
やっだお父さんのことを名前で呼んでるの!?」
「「か〜〜わ〜〜い〜〜い〜〜vvvVVVV」
ば、蛮ちゃん早く戻ってきてください!!!
「おーー悪ィ銀次!!ちょっと時間くっちまった」
遅いよ蛮ちゃん!!!!
ウチの子に何か用ですか。

「蛮ちゃあああああん!!!!」
どかーーーーーー!!!!!
「うおっ危ねえな銀次!悪かったな、
遅くなっちまって…」
「「キャーーーー!!!vvvv」」
「あなたが『蛮ちゃん』ですか!?」
「やだすっごく若いし素敵ー!
えーその目ってカラコンですかー!?」
「あ?元々だ。で、お嬢さんたちどちら様?」
「銀次くんが一人で座ってたから迷子かと思って
声をかけてたんですよーvv」
「あー…考えてみりゃ新宿にこんなガキが
一人でいるのは確かに不自然か」
「蛮ちゃんガキって酷い!!!!」
「キャー可愛いvv銀次くんのお父さんですかー?
それにしては若く見えますけど」
「違いますよ!蛮ちゃんはオレの…」
「あー、まあ、そんなとこ。
オレが16の時の子供(笑)?」
プツン!
オレは蛮ちゃんの相棒なのに…!!

オレは蛮ちゃんの相棒なのに…!
「蛮ちゃんの
馬鹿ーーーーーーーーーーー!!!!!!」

バリバリバリバリ!!

「ぎゃーー!!!!!」
「「きゃーーーーーー!!!????」」
「蛮ちゃんの馬鹿!!コンビなんて解消してやるー!!!」
「ま…!!待て銀次ッ…!!!」
「「キャーーーーーーーー!!!!
人が焦げてますお巡りさんーーー!!!」」

オレは!オレは冗談でもそんなこと
言って欲しくなかったのに…!

昼間の中央公園に響く悲鳴。
銀次脱走。



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